文字を生業にする人がワンランク上に行くためには

ためになる話

こんにちは。
きのです。

今日は「写経」というものについてお話しします。

これ、
文章を書くことに携わっている人間ならば、
必ずやった方がいいです。

ていうか、
やらないメリットが1つもないんですね。

では、
まず「写経」とは何かをお話しします。

写経が何か知ってる方は、
目次から一個先に飛んでください。

写経とは

簡単に言うと、
他の人の文章をそのまま書き写すことです。

100%
まんま
マジで文章を書き写すんです。

で、
「写経の何がいいのか」

という話になってきますが、

結論、「その人の文章(テクニック)を盗める」

というのが1番の利点です。

ふと、
Xを見てて、

なんか目に留まる長文ポストとか、
ありません?

なんかぐさっって、
刺さる文章、ありません?

これって、
目に留まる理由であったり、
刺さる理由が必ずあるんですよ。

その理由であったり、
テクニックであったりを、

その人の文章をそっくりそのまま書き写していくことで、
その人の文章に似ていくんですよ。

自分の文章が。

いやいや、
そんなわけないじゃん。って思ってる人。

マジで一回やってみてください。

いいや、
一回じゃ正直効果はあまりないですね。

10回。

うん。

10回騙されたと思って、
やってみてください。

マジで驚くほどその人の文章に似てきますから。
自分の文章が。

で、ですね。

1つ大事なことがあるんですが、

自分より上手な人の文章を写経しろってことなんですよ。

だって、
自分より文章書くの下手な人の文章見たって、
なにも学ぶことなくないですか?

ライティング下手な人の文章写経したって、
それこそ、
時間の無駄ってやつですよ。

僕の場合は、
同じビジネスのジャンルで、
めちゃくちゃ上手く文章を書く人がいるので、
その人の文章を毎日2000文字程度、写経しています。

これがほんとにすごくて、

嘘かと思うかもしれないですが、

その僕が写経してる方が、
僕の文章を見て、

「俺が書いたかと思った。」

って。

連絡もらえたんですよ。

いや、
こんなことあります?

成果でてるぅーー!って、
思いましたよ。

こんな風に、
写経続けてると、

必ず嫌でもその人の文章の要素ににつくものなんですよ。

で、
ここで注意してほしいのが、

なぜその人の文章がわかりやすいのか、だとか。
なぜその人の文章は惹きつけられるのか、だとか。
なぜその人の文章は○○なのか、

っていうのを考えながら写経してください。

だって、
脳死でやってても、そりゃ効果は薄れるでしょ。

そんなん、
ロボットじゃんって。

で、
その人の書く文章の要素要素に気を配りながら、
毎日毎日写経していくと、

その人がなぜこんな表現をしてるのかとか、
その人が書く文章の癖だとか、
その人がどういうときにどういう言葉をつかうのかとか、

自然と意識しなくてもわかるようになってくるんですよ。

あー、ここ強調して言いたいのね。
はいはい、ここはこういう意図があって入れてるんだよね。

とか、

マジでわかるようになるんです。

で、
わかるようになってきたら、
自分の文章に取り込んでいくんですよ。

そうすることで、
どんどん自分の文章に新しい+の要素が入っていき、
どんどん自分の文章がグレードアップしていくんです。

と、
ここまで読んで、疑問に思いません?

いや、
そんな要素だとか、
まずもってわかんねーよと。

なんでその表現使ってるのかわかんねーよと。

僕は思うんですね。

だからこそ、
結構大事なこと言います。

「知識ありきの写経」

なんですね。

いや、
だってですよ?

サッカーの知識ゼロなのに、
「このフェイント強いから使った方がいいですよ」
「こういう場合はこうやってシュート打ったらいいですよ」
とか。

言われてもなんのこっちゃじゃないですか?

そう。

これは全てにおいていえることかもしれませんが、
「知識がないと始まらないんですよ」

今回の写経の場合もそう。

写経する人の文章のテクニックなり、
どういう意図で書いているのか、

ここがわからなかったら、
写経する意味がないんですよ。

だからこそ、
知識っていうのは必ずしも入れておかないといけないんです。

もう一度言います。

「知識ありきの写経です」

知識をしっかりと入れた上で、
写経してみてください。

まじで文章レベルアップするんで。